もうすぐ小学校入学なのにカタカナが読めない・書けないけど大丈夫?
このようなお悩みを年中・年長(4歳・5歳・6歳)のママ友からよく聞きます。
娘は、いつの間にかカタカナが読めるようになり、とあることがきっかけで1ヵ月半でカタカナが書けるようになりました。
周りの子が「〇〇ができる」と聞くと、すごく焦ってしまいますよね。
(〇〇には我が子ができないことをあてはめてください。)
でも、よく考えてみてください。
カタカナが読めない大人って周りにいますか?
まずは落ち着いてください。
我が子に焦りをぶつけてはいけません(失敗経験あり)。
子供は全く焦ってはいません。
今回は、習い事に行かないで、娘が小学校入学前までにカタカナを覚えた方法をご紹介します。
カタカナを覚えるのには、やっぱり絵本
何歳からでも大丈夫なので、絵本をおすすめします。
幼児(4歳・5歳・6歳)の王道は絵本ですが、図鑑やそれ以外の本でも大丈夫です。
娘は0歳からの図書館通いや毎晩の読み聞かせのおかげで、絵本が大好きな子供へと成長してくれました。
今まで絵本に触れさせていなかった場合は、好きなキャラクターで本に親しみをもたせてあげてください。
キャラクターは子供の意欲を爆上げするツールです。
例えば絵本を読まない女の子(娘の従妹)はポケモンの本なら見ると聞きました。
例えば絵本を読まない男の子(娘の友達)はマリオの本なら手に取ってくれると聞きました。
周りの話を聞く限りキャラクターに釣られない幼児はいないので、本屋で絵本・図鑑・キャラクターブックを買ってあげてください。
Amazonぽちでも、中身をある程度確認できてから購入できれば全く問題ありません(表紙だけで買うと読んでくれないことがあります)。
本屋で気を付けたいこと
幼児向け雑誌は広告が入ってるのでおすすめしません(広告や付録に気をとられるので)
実家で幼児向け雑誌を購入してくれことがあるのですが、娘と従妹は付録に気をとられ肝心の雑誌には目もくれませんでした(付録の取り合いまで勃発)。
どんな本を選んでも買ってあげてください
娘が4歳に選んだ絵本がまさかの「モルカー」。
TVアニメから派生した絵本は図書館ですませたかったのですが、やむなしでした。
私は雑誌以外であれば何でも買ってあげるようにしています。
その結果、「本なら何でも買ってもらえる」からの本好きにつながっているように感じています。
ドリルへ誘導しない
カタカナを覚えてくれなくて、焦ってドリルを買ったことがあります。
当時好きだったキャラクターのドリルを選んだのですが、お菓子で釣ったときしかやってくれませんでした。
それ以来、キャラクタードリルで勉強してもらおうという気持ちは消えてしまいました。
本好きになって欲しい理由
それは、文字に興味をもってもらいたいからです。
私は幼児からの図書館通いのおかげで本が大好きで、就学前にはひながな・カタカナを覚えていました。
その経験から、本好きになると読み書きを覚えるのではないかと感じていました。
同じような話が、脳研究者の池谷裕二さんの書籍にも書かれていました。
書籍では、筆者(東大卒)の娘さんの0歳~4歳までの様子が脳科学データを交えて紹介されています。
ひらがな・カタカナを無理やり教えたときは全く反応がなかったのに、興味をもった途端、文字への執着がはじまったそうです。
この書籍は、当人が興味を持たない限り、いくら働きかけでも勉強が進まないことを教えてくれました。
カタカナを覚えるのにポケモンが大当たり
スクールのお友達の影響で、6歳(年長)になった辺りからポケモンに興味を持ちはじめました。
TVアニメは見せていなかったし、我が家にポケモングッズは皆無だったのですが、街を歩くといたるところにポケモンのタイアップ商品がひしめいているため、興味がつきることはありませんでした。
誕生日にはもちろんポケモン図鑑をせがまれ、1冊だけ買ってあげると、その日からポケモン図鑑を読み続ける日々が始まりました。
クリスマスにはポケモンのおもちゃをサンタクロースにお願いしていました。
あまりにもポケモンが好きなので、欲しがっていたポケモン パルデア図鑑を私からのクリスマスプレゼントにしました。
そしたらなんと、自分からキャラクターの名前を書きはじめました(ポケモンキャラクターは全部カタカナ)。
遠くから見守っていたら「なまえかけた」と報告してくれました。
しばらく眠っていたマグネットボードまで引っ張り出して、ひたすらカタカナを書きます。
(おそらく間違ってもすぐに消せるから)
パルデア図鑑の購入から1ヵ月経つ頃には、自信を持ったのか紙に鉛筆で書くようになり、ついには「ポケモン図鑑・パルデア地方・ノーピクチャー」なる大作が完成。
好きなキャラクターを全部書いたそうです。
娘の成功例はポケモンでしたが、文字に興味を持てば一気に世界が広がります。
親にできることは、興味を持つきっかけづくりと、興味をもったタイミングを見逃さないことです。
通信教育は興味をもってこそ効果がある
娘の場合、ひらがなに関してはこどもちゃれんじが大当たりでした。
ただ、カタカナはひらがなほど覚えてくれませんでした。
カタカナキャラクターがしまじろうではないことが原因かなと感じてはいましたが、どうしようもできないので静観していました。
カタカナ習得のためこどもちゃれんじを受講していたわけではないので、受講料がもったいなかったと感じてはいませんが、この経験から、通信教育は興味をもってこそ効果があるのだと実感しました。
お子さんとマンツーマンで教えることができるのであればドリルが断然お得ですが、ドリルは数冊買うと意外と高コスト&ドリルの選択が面倒なので、我が家では通信教育を選択しました。
年齢にあわせた難易度が研究されているのは幼児向け通信教育
通信教育は年齢にぴったりの難易度が研究しつくされており、(こどもちゃれんじは)毎年アップデートされています(他は受講してなかったので知りません)。
知名度が高いは次の3つだと思います。
こどもちゃれんじ・ポピー・Z会の3社すべて無料で体験教材をもらえます。
無料なので、今の通信教材で飽きた場合に他の教材に目を向けてもらうきっかけにもできます。
また、3社すべてで小学校コースもあるため、引き続き受講を続けることも可能です。
我が家は3社すべて資料請求して体験教材をもらい(もちろん無料)、受講はこどもちゃれんじとZ会を選びました。
こどもちゃれんじとZ会については後日記事にしたいと思います。
体験教材を使うとそれぞれの特色がわかるので、とても有難かったです。
娘はZ会には体験教材をもらってしばらくたってから興味を持ったため、奥から探し出すのが大変でした。
うちの娘のように、こういったお試し教材で子供の興味を引き出せる可能性もあります。
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