結論からお伝えします。
うちの娘は未就学児なのに漢字が読めるようになりました。
ただ、漢字が読めるようになったといっても「元気」「口」「心」といった簡単な文字だけです。
それでも、電車で「銭天堂」を読んでいると、横に座ったおばあちゃんからは「すごいねぇ」。
周りのママ友からは「どうしてそんなに難しい本が読めるの?」と興味しんしん。
娘は文字への興味が高じて漢字にたどり着いただけなのですが、漢字にたどり着くのが周りの子供たちよりほんの少し早かったみたいです。
今回は、子供の意欲を伸ばしたら、未就学なのに漢字まで学ぶようになってくれた成功例をご紹介します。
ひらがなマスター:はじめの一歩
ひらがなは、こどもちゃれんじがきっかけで読み書きできるようになりました。
具体例な経緯はこちらの記事に書いてあります。
カタカナマスター:大事な二歩目
カタカナは、絵本とポケモンをかけあわせて読み書きできるようになりました。
ポケモン!?と思った方はこちらの記事をご覧ください。
漢字への導入:棚からぼたもち
結論からお伝えします。
娘は「銭天堂」がきっかけで漢字を読みたがるようになりました。
銭天堂とはEテレのアニメです。
幸運(こううん)な人だけがたどりつける、ふしぎな駄菓子屋「銭天堂(ぜにてんどう)」。
NHK
店主の紅子(べにこ)がすすめる駄菓子は、どれもその人の悩みにぴったりのもの。
でも、食べ方や使い方を間違えると…。
10分アニメなので丁度良いと視聴を始めることにしたのですが、お菓子が不思議な力を持っていることがツボだったらしく、好んで見るようになりました。
TV放送が終了した回もAmazonプライムで再放送しているため、並行して見ることにしました。
TVだと物語も中盤にさしかかっているのですが、Amazonプライムだと初回から放送しているため娘にとってはラッキーでした。
テレビアニメの後は原作本の紹介
TVアニメが気に入った後には、本が発売されていることを教えました。
もちろん、かなりのくいつきっぷりです。
ただ、絵本は発売されていないこと、文字だけ+挿絵が少しということも同時に伝えました。
未就学児には文字が多いかなと感じたのですが、読みたいという意欲はなくなりません。
「文字が多くても読んでみたい」ということだったので、まずは図書館で試し読みすることにしました。
文字ばかりの本に触れて、意欲がそがれないかと心配
銭天堂の本は対象年齢:小学校中学年~となっているため、簡単な漢字には振り仮名がありません。
内心「まずったな~」と感じていたのですがたので、一応聞いてみました。
漢字にルビうってないけど読める?
うん、大丈夫。
「借りても本当に読むかな~」と怪しく思ってはいたのですが、まずは1巻を借りることにしました。
帰宅してからは、ひたすら一緒に読むことをせがまれました。
ただ、このボリュームの本を読み聞かせるのって正直しんどい。
分からない漢字だけママに教えてもらうという方法に変更しました。
TVより先に本を借りて失敗したことも
銭天堂への熱の入れようがすごいので、本を次々と借りてみたのですが、だんだんと読まなくなってしまいました。
「読まないの?」となげかけた時だけは読むけど、今までのように継続しません。
もしかしたらと思い、アニメを見た後に本を見せると、くいつきがよくなりました。
「アニメで内容がわかった方がおもしろい?」と聞くと、答えはYes。
内容がわかってるのに原作を読みたがる理由は今でもわかりませんが、意欲があるのは良いことだと結論づけました。
ガイドブックの購入:トドメの一撃
娘が熱中した時に私がいつもすることが「まとめ本の購入」です。
銭天堂の場合、ファンブックが3冊ありました。
迷ったのは公式ガイドブックと招き猫さんたちの本。
娘には銭天堂のお菓子をもっと楽しんでほしかったので、公式ガイドブックを選びました。
このガイドブックには14巻までのお菓子が簡単に紹介されています。
その他にも銭天堂をより楽しめる要素が盛りだくさん。
案の定、娘はますます銭天堂を好きになってくれました。
銭天堂のアニメを見始めた頃は「漢字が読めるようになるかも」なんて考えもしてなかったのに、子供の意欲を伸ばした結果、漢字が読めるようになりました。
子供が興味をもつと勉強が進んだ成功例です。
子供の好きが学習に優れた効果を発揮することは、こちらの本にも書かれています。
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