新しい医療用医薬品(=処方薬)の承認情報はここがとても見やすいため頻繁にのぞいています。
ただ、あくまで個人のサイト。
個人で適当に閲覧する場合には何も問題もありませんが、薬剤師ライターとして情報収集するのに向いているとは言えません。
そこで、今回は新薬の情報源として確実なサイトをご紹介します。
全て会員登録なしで閲覧できるので超!貴重ですよ。
新薬はどうやって誕生するの?

そもそも、新薬がどうやって誕生するのか知っていますか?
厚生労働省が全てを管轄しているわけではありません。役人の天下り先であるPMDAや中医協を経由するややこしい仕組みができあがっているのです。
- 製薬会社が厚生労働大臣(厚労相)に新薬を承認申請する。
- 独立行政法人の医薬品医療機器総合機構(PMDA)が有効性・安全性などの審査を担当し、厚労相が承認する。
- 製薬会社は承認を得た後、保険適用の希望書を厚労相宛てに提出する。
- 厚労相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)が医薬品の公定価格である薬価を査定する。
新薬情報をGETできるサイト

新薬の情報源として確実なサイトをご紹介します。
全て会員登録なしで閲覧できます。
各製薬会社のサイト
目当ての新薬がある場合は、その新薬を発売する製薬会社のサイトが速報性が高く、濃密な情報を得ることができます。
日本薬剤師会
新薬の情報源としては超確実なサイトです。
ただ、速報性は全くありません。
最終的な確認として閲覧しています。
ミクスOnline
ミクスOnlineのニュースサイトです。
「申請/承認/発売」ページは速報性が高く、情報源としてもありだと思います。
厚生労働省
最後になりましたが、全ての情報の大元の厚生労働省サイトです。
厚生労働省サイトでの情報確認は、処方薬のライティングをする時は必須です。
ただ、相当見にくいのが難点・・・。
だからこそ「ミクス」のような民間のサイトに頼ってしまうのですけどね。
薬事・食品衛生審議会(特に医薬品第一部会・第二部会)辺りがメインでしょうか・・・
ちなみに薬価はココからpdfサイトを開くと確認できます。
ココ→薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(令和5年4月1日適用)/厚生労働省
最後に
厚生労働省のサイトって重要情報が大抵pdfファイルなんです。
要は、検索してもあがってこないということ。
UPするのに楽なのでしょうけど、ユーザーファーストとは程遠く・・・。
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